もしかして母は「魔法つかい?」


私の母は無類の猫好きで、実家には現在3匹の猫がいます。
今年90歳になる母は、健康のため毎日散歩しています。
田舎とはいえ、家を出てしばらく歩くと大きな道路があり、
それなりに車が走っています。

母が散歩に出かけようとすると、3匹の猫たちは一緒に散歩する気満々で
母の後をついてくるらしく、その度に母は立ち止まっては猫たちに
「危ないからついてきてはダメ!」と言い聞かせているそうです。

電話でこの話を聞いたときは、「ホントに?」と思わず笑ってしまいましたが、
先日実家に帰ったとき、その現場を目撃してしまいました!

確かに母の後を3匹の猫たちが後を追うように列をつくって歩いていました。
さすが「猫使い!」と思いながらも、ちょっと感動してしまいました。

母は猫たち動物だけではなく、どうも木や花などの植物たちとも普通に話を
しているようで、昨年、弟が家の倉庫の壁のペンキ塗りをしていた時、
すぐ近くに置いていたシャコバサボテンの葉の表面にスプレーのペンキが
大量についてしまい、瀕死の状態になるという事件が起こりました。

驚いた母は、急いで葉の表面についていたペンキを「ごめんね、ごめんね」と、
何度も謝りながらキレイの拭いてあげたそうです。

その後、蘇ったシャコバサボテンは母にあたかもその時のお礼と言わんばかりに
今まで咲かせたこともないほどの見事な花をつけてくれたそうです。

私は、その時の写真を見るたびに、もしかして母は「魔法使いでは?」と
思ってしまうのでした。





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